先に分けると、楽天経済圏なら楽天銀行、目的別管理と新しいドコモ連携ならドコモの銀行
楽天銀行を選ぶ理由はかなり分かりやすいです。
楽天証券。
楽天カード。
楽天ポイント。
楽天市場。
この周辺を使っている人ほど、銀行を楽天へ置く意味が増えます。
ドコモの銀行は、2026年8月時点では「ドコモ経済圏だけの銀行」と考えない方がいいです。
旧住信SBIネット銀行の機能を引き継いでいるため、目的別口座、SBIハイブリッド預金、スマホATMなどが今も大きな特徴です。
そこへdアカウントとdポイントが追加され始めています。
通常の普通預金金利は、2026年8月時点でどちらも年0.40%
楽天銀行の通常普通預金金利は年0.40%。
ドコモの銀行も2026年8月3日から円普通預金が年0.40%です。
つまり、優遇条件を何も使わない状態では大きな差がありません。
ここから楽天銀行はマネーブリッジなどで優遇。
ドコモの銀行はSBIハイブリッド預金が年0.41%で、今後ドコモ連携の特典が追加されていく流れです。
普通預金の基本金利だけなら、2026年8月時点では「楽天銀行だから高い」「ドコモだから低い」といった差はほぼありません。
楽天証券を使うなら、楽天銀行のマネーブリッジが分かりやすい
楽天証券を使う人には、楽天銀行のマネーブリッジがあります。
設定すると、普通預金残高1,000万円以下の部分は年0.48%へ優遇されます。
さらに証券口座との自動入出金が使えるため、銀行と証券を一つの資金置き場のように扱えます。
投資を楽天証券へ集めているなら、銀行も楽天にするメリットが分かりやすいです。
ドコモの銀行にもSBIハイブリッド預金が残っています。
こちらはSBI証券との連携です。
つまり2026年8月時点では、
楽天証券 → 楽天銀行。
SBI証券 → ドコモの銀行。
という証券連携の軸はまだかなり明確です。
ドコモグループになってもSBIハイブリッド預金は消えていない
ここはブランド変更後に最も誤解しやすいところです。
住信SBIネット銀行がドコモSMTBネット銀行へ変わったため、「SBI証券との関係も終わった」と思う人がいます。
公式では、SBIハイブリッド預金など既存サービスは継続すると案内されています。
2026年8月3日からの金利は、円普通預金が年0.40%、SBIハイブリッド預金が年0.41%です。
名前はドコモへ大きく変わりましたが、旧住信SBIネット銀行の機能を一気に捨てたわけではありません。
SBI証券ユーザーが既存口座を急いで楽天銀行へ移す必要はありません。
貯金を目的別に分けたいなら、ドコモの銀行がかなり使いやすい
ドコモの銀行には目的別口座があります。
一つの名義の中で最大10個まで、預金を用途別に分けられます。
旅行。
車検。
税金。
教育費。
緊急資金。
大きな買い物。
これを実際の残高として分けられます。
楽天銀行にも貯蓄や資産管理の方法はありますが、「銀行口座の中で複数の貯金箱を作る」感覚では旧住信SBIネット銀行由来の目的別口座が分かりやすいです。
金利より家計管理を重視する人には、この機能だけでドコモの銀行を選ぶ理由になることがあります。
ATMの考え方はかなり違う
楽天銀行はハッピープログラムの会員ステージによってATM無料回数が変わり、最大月7回無料です。
無料回数を使い切るとATMごとに所定手数料がかかります。
ドコモの銀行は、対象支店で「アプリでATM」を使い、セブン銀行・ローソン銀行ATMを利用する場合、何度でも無料という使い方を打ち出しています。
毎月ATMを何回使うかだけでなく、
キャッシュカードを使いたいか。
スマホATMで問題ないか。
使うコンビニはどこか。
を見る必要があります。
スマホだけでセブン・ローソンATMを使える人にはドコモの銀行が楽です。
他行送金は、通常振込だけでなくことら送金も考える
楽天銀行の通常の他行振込は、ハッピープログラムなどで最大月3回無料。無料回数がない場合は145円です。
ドコモの銀行は、ことら送金で1回10万円までの対応金融機関宛送金を何度でも無料と案内しています。
ただし、ことら送金は通常振込と同じではありません。
法人宛て、大きな金額、非対応金融機関などでは通常振込が必要です。
毎月家賃や業者支払いを通常振込する人と、家族間で数万円を移動する人では評価が変わります。
2026年の銀行比較では「振込無料○回」だけでなく、ことら送金で代替できる件数まで見る方が実態に近いです。
ポイントなら楽天は成熟、ドコモはまさに移行中
楽天銀行は、楽天ポイントと銀行取引の連携が長く運用されています。
楽天カードや楽天証券も含め、どう使えばポイントや優遇につながるかがかなり定着しています。
ドコモの銀行は、2026年8月20日にdアカウント連携が開始したばかりです。
旧スマプロポイントからdポイントへの切り替えも進んでいます。
そのため、現時点で「ポイント経済圏として完成している銀行」を求めるなら楽天銀行の方が分かりやすいです。
一方、dカード・d払い・ドコモ回線を使っている人は、今後の連携拡大を含めてドコモの銀行を見る価値があります。
どちらをメイン口座にしやすい?
楽天証券と楽天カードをすでに使っているなら、楽天銀行をメインにする流れはかなり自然です。
マネーブリッジを設定し、カード引落と資産運用を同じ口座へ集められます。
ドコモの銀行は、
SBI証券を使っている。
目的別口座で貯金を分けたい。
スマホATMをよく使う。
dポイントを今後活用したい。
こういう人に向きます。
「楽天かドコモか」というブランド比較より、自分の証券口座と家計管理方法で決める方が失敗しにくいです。
まとめ
2026年8月時点では、楽天銀行とドコモの銀行の通常普通預金金利はどちらも年0.40%です。
そこから差が出ます。
楽天銀行は、楽天証券とのマネーブリッジ、楽天カード、楽天ポイントとの成熟した連携が強い。
ドコモの銀行は、旧住信SBIネット銀行の目的別口座やSBI証券連携を残しながら、dアカウント・dポイント中心へ移行し始めています。
楽天経済圏へすでに生活を寄せているなら楽天銀行。
SBI証券や目的別貯金を活かしつつ、新しいドコモ連携も使いたいならドコモの銀行。
この違いで選ぶのが2026年時点では一番分かりやすいです。