ジモティー

使い方・手数料・受け渡し方法までわかりやすく解説

ジモティー

ジモティーは、地域の人同士で不要品などを譲ったり売買したりできるサービスです。

一般的なフリマアプリとの大きな違いは、商品を配送するだけでなく、近くの人と直接会って受け渡す使い方が中心にあることです。

たとえば家具や家電、自転車など、配送すると送料が高くなりやすいものでも「近くまで取りに来てもらう」という取引ができます。

商品を0円で譲る投稿も可能です。

通常の直接取引ならジモティーの利用手数料はかかりません。一方、オンライン決済を利用する場合は、商品価格と配送料の合計額に対して5%の販売手数料が発生します。

つまりジモティーは、メルカリやYahoo!フリマのような「配送前提のフリマ」とまったく同じ感覚で見るより、近所の人と受け渡せる地域掲示板に売買機能が付いているサービスと考える方が特徴を理解しやすいです。

この記事では、2026年8月24日時点の公式情報をもとに、ジモティーの基本的な使い方、出品、購入、手数料、オンライン決済、直接受け渡しの注意点まで整理します。

ジモティーは「近くの人に譲る・売る」がしやすい

ジモティーの「売ります・あげます」では、不要になった商品を投稿できます。

投稿時には画像、カテゴリー、タイトル、説明、商品価格、取引場所などを設定します。

特徴的なのが取引場所です。

配送だけを前提にするのではなく、「○○駅付近」「○○市内」など、受け渡したい地域を決めて相手を探せます。

そのため、

大きな家具。

冷蔵庫や洗濯機。

自転車。

大量の荷物。

など、宅配便で送ると送料が高くなりやすいものと相性があります。

処分費用がかかるものでも、まだ使えるなら「無料で取りに来てくれる人を探す」という使い方ができます。

単純に高く売ることだけが目的ではなく、「捨てるにはもったいないものを近くの誰かへ渡す」という選択肢を作れるのがジモティーらしいところです。

通常の直接取引なら利用手数料は無料

ジモティーでは、通常の取引であればサービス利用料はかかりません。

商品を投稿し、問い合わせてきた相手とメッセージで相談し、直接会って現金で受け渡す場合、ジモティーへ販売手数料を支払う必要はありません。

たとえば5,000円の商品を5,000円で直接販売した場合、ジモティーの販売手数料で10%や5%が差し引かれる仕組みではありません。

この点は、売れたときに販売手数料が発生する一般的なフリマアプリとの大きな違いです。

特に大型商品では、

販売手数料がかからない。

配送しなくてもいい。

梱包も最小限で済む。

という3つのメリットが出やすくなります。

一方で、直接会うための日時や場所は自分たちで調整します。

「手数料を払って配送までシステム化されたフリマ」と「手間はかかるが地域で直接取引できるジモティー」の違いはここにあります。

オンライン決済を使う場合は5%の販売手数料

直接の現金手渡しだけでなく、ジモティーにはオンライン決済もあります。

オンライン決済では、購入者が商品代金を事前に支払い、ジモティーが決済を仲介します。

販売手数料は決済時の合計金額の5%です。

売買カテゴリーでは、商品価格と配送料の合計額に対して5%がかかります。

たとえば商品5,000円、配送料1,000円なら決済金額は6,000円。

販売手数料は300円です。

さらに売上金を銀行へ振り込む際には150円の振込手数料が発生します。

購入者側も支払い方法によっては手数料があり、コンビニ決済は130円、銀行ATM決済は100円です。

そのため「ジモティーは完全無料」と考えるのではなく、通常の直接取引は無料、オンライン決済には手数料があると覚えておくと分かりやすいです。

オンライン決済は代金を直接相手へ送らなくていい

オンライン決済のメリットは、知らない相手へ直接銀行振込をする必要がないことです。

購入者が支払った代金はジモティーが仲介し、商品を受け取って双方の評価など所定の手続きが完了した後に、出品者が売上を受け取ります。

利用できる決済方法として、クレジットカード・デビットカード、d払い、コンビニ決済、銀行ATM、あと払い(ペイディ)が案内されています。

クレジットカード・デビットカードはVISAとMastercardに対応し、JCBは利用できません。

オンライン決済を使う投稿では、出品時に支払い方法としてオンライン決済を設定します。

通常投稿から後でオンライン決済へ変更することもできます。

一方、オンライン決済から通常の現金手渡し投稿へ戻す機能はありません。

誤ってオンライン決済に設定した場合は投稿を削除して新しく投稿する必要があります。

取引方法を決めてから設定する方がスムーズです。

直接取引では現金手渡しが基本

近くの人と直接会う通常取引では、商品と現金をその場で交換できます。

ジモティーの公式ガイドでは、現金手渡し以外に外部の振込や外部決済手段を使うことは禁止されています。

つまり、直接取引なのに相手から「先に別の銀行口座へ振り込んでほしい」「外部の決済サービスで送金してほしい」と案内された場合、そのまま応じるべきではありません。

現金手渡しなら、実物を確認してから支払えます。

中古家具や家電、自転車など、写真だけでは状態を判断しにくい商品では特に相性がいい方法です。

ただし会って取引する以上、待ち合わせや安全面は自分たちでも意識する必要があります。

オンライン決済と直接取引のどちらが絶対に優れているというより、商品と相手に合わせて選ぶのがいいでしょう。

出品から受け渡しまでの流れ

出品はアプリから行えます。

「投稿」を選び、「売ります・あげます」なら通常投稿などを選択します。

その後、

商品画像。

カテゴリー。

タイトル・説明。

価格。

取引場所。

などを入力して投稿します。

興味を持ったユーザーから問い合わせが届いたら、メッセージで商品の状態、受け渡す日時や場所などを相談します。

取引相手が決まったら、その人を「受け渡し予定者」に設定できます。

設定すると、相手には選ばれたことが表示され、ほかの問い合わせ者にも別の人と取引中であることが分かるようになります。

受け渡しが終わったら「受け渡し完了」を選択し、評価を行います。

配送中心のフリマより人とのやり取りは多めですが、その分、地域内で柔軟に受け渡し方法を決められます。

0円で譲れるのもジモティーの特徴

ジモティーでは「売ります」だけでなく「あげます」という使い方ができます。

通常投稿なら価格を0円に設定できます。

これは大型家具などで特に便利です。

たとえば引っ越し前に棚を処分したい場合、粗大ごみとして出すには費用や予約が必要になることがあります。

まだ使えるものであれば、0円で投稿し「取りに来てくれる人」を探す方法があります。

出品者は処分の手間を減らせ、受け取る側は無料で商品を入手できます。

ただしオンライン決済では出品価格を0円にはできず、最低50円以上です。

無料で譲りたい場合は通常投稿を利用します。

「高く売りたい」だけではなく「とにかく誰かに使ってほしい」「処分する前に引き取り手を探したい」という場面でも使えるのが、他のフリマサービスとは少し違うところです。

配送もできるが、方法は自分たちで相談する

ジモティーは直接受け渡しのイメージが強いですが、配送を使った取引もできます。

オンライン決済投稿では配送料を設定できます。

ただし、配送方法や配送会社が一つに固定されているわけではありません。

配送料は問い合わせ相手と相談して決め、金額が確定したら投稿編集画面へ入力します。

着払いにすることもできます。

その場合、オンライン決済側の配送料は0円に設定しないと、購入者が送料を二重に支払う可能性があります。

このあたりは、専用配送サービスが用意されていて送料が自動計算されるフリマアプリより少し手動です。

配送を使う場合は、

誰が送料を負担するか。

どの配送会社を使うか。

元払いか着払いか。

を購入前に決めておく方がトラブルを減らせます。

大型家具や家電と特に相性がいい

ジモティーの強みが分かりやすいのは、大きくて配送しにくい商品です。

たとえばソファをフリマアプリで売る場合、梱包や大型配送の手配が必要になります。

送料が商品価格より高くなることもあります。

ジモティーなら近隣の人に「自宅付近まで取りに来てもらう」という条件で募集できます。

冷蔵庫、洗濯機、テーブル、棚なども同様です。

購入する側も、近所で見つかれば配送費を抑えられる可能性があります。

一方、小さな商品を全国のユーザーへできるだけ高く売りたいなら、配送型フリマの方が購入候補者を広く集めやすい場合があります。

ジモティーは何でも最適というより、地域性を活かせる商品ほど強みが出るサービスです。

直接会うなら安全な受け渡し場所を選ぶ

ジモティーを使ううえで特に注意したいのが、直接取引の安全面です。

公式では、想定外のトラブルを避けるため、自宅や密室での取引は原則控えるよう案内しています。

持ち運べる商品なら、駅や人通りのある公共の場所などで受け渡す方が安心です。

自宅や車内など、第三者から見えにくい場所で2人きりになる取引は避けた方がいいでしょう。

大型家具や家電のように自宅から運び出す必要がある場合は、家族や友人に立ち会ってもらう方法が推奨されています。

また、自宅住所を教える必要がある場合でも、取引相手が決まる前から投稿本文へ詳細な住所を書く必要はありません。

取引に必要な情報だけを、必要な段階で伝えることが大切です。

購入前には実物と条件を確認したい

ジモティーでは個人が出品している商品も多いため、購入前の確認が重要です。

中古家電なら動作するか。

家具なら傷や汚れはあるか。

自転車なら状態はどうか。

付属品はそろっているか。

など、気になる点は問い合わせで確認できます。

直接受け渡しなら、可能な範囲で実物を確認してから支払うこともできます。

特に「無料だから」「安いから」という理由だけで急いで決める必要はありません。

大型商品では、車へ積めるサイズなのか、自宅まで運べるのかも確認しておく必要があります。

商品価格が0円でも、運搬のためにレンタカーや人手が必要になれば実際の負担は増えます。

価格だけではなく、受け渡しまで含めて自分にとって得かどうかを判断する方がいいでしょう。

ジモティーはどんな人に向いている?

特に向いているのは、近所の人へ直接渡したいものがある人です。

大型家具や家電。

自転車。

引っ越しでまとめて処分したいもの。

無料でもいいから引き取ってほしいもの。

などはジモティーの特徴を活かしやすいです。

通常の直接取引なら販売手数料がかからないため、手数料をできるだけ抑えたい人にも向いています。

一方、購入者との日時調整や直接受け渡しが面倒な人には向かない可能性があります。

小型の商品を梱包して全国へ発送し、なるべく多くの購入候補者から買い手を探したい場合は、配送型のフリマサービスの方が使いやすいこともあります。

「フリマアプリの代わり」と考えるより、配送せず地域で受け渡せる選択肢を追加するサービスとして使い分けるのがいいでしょう。

まとめ|ジモティーは送料をかけず地域で譲りたいときに強い

ジモティーは、地域の人同士で不要品などを売買・譲渡できるサービスです。

通常の直接取引なら利用手数料は無料です。

商品を0円で投稿して、近くの人へ譲ることもできます。

オンライン決済を使う場合は、商品価格と配送料の合計額に対して5%の販売手数料がかかり、売上金の銀行振込には150円の手数料がかかります。

直接取引では現金手渡しが基本で、外部の振込や決済サービスを使う取引は禁止されています。

ジモティーが特に活きるのは、配送すると高くつくものです。

ソファや棚、冷蔵庫、自転車などを「近くまで取りに来てもらう」ことで、出品者は梱包・配送の負担を減らせます。

ただし直接会う場合は、人通りのある場所を選び、大型商品の自宅受け渡しでは家族や友人に立ち会ってもらうなど安全面への配慮も必要です。

高く売ることだけを目的にするのではなく、送料や処分費をかけず、近くの誰かへ渡したい。

そんなときに、ジモティーは一般的な配送型フリマとは違う選択肢になります。