Handyは、イラストやデッサンのための3Dリファレンスツールです。
手や頭部などのモデルを回転し、普段は見えにくい角度から形を確認できます。手指や足のポーズを変えられるため、写真素材に欲しいポーズがないときでも自分で近い形を作れます。
光源は最大3つまで調整でき、方向、色、強さを変えられます。輪郭だけではなく「この角度から光が当たるとどこに影ができるか」を確認できるので、塗りの資料としても使えます。
モデルの材質や色も変更できます。肌のような質感だけでなく、反射の強さを変えながら立体感を確認できます。
そのためHandyは、完成イラストを作るアプリではなく、描く前・描いている途中に形と光を確認するための参考資料アプリです。
Handyはどうやって使う?
App StoreからiPhoneまたはiPadへインストールします。
アプリを開き、手、頭部など見たいモデルを選びます。画面上でモデルを回転し、必要に応じてポーズを変更します。
光源を追加すれば、正面光、逆光、斜め上からの光などを試せます。気に入った角度やライト設定は保存できるので、同じキャラクターを複数カット描くときにも使いやすくなります。
透明背景付きのスクリーンショットを書き出すこともでき、作画ソフト側へ参考画像として持っていく使い方もできます。
操作自体は直感的ですが、モデルは比較的写実寄りです。デフォルメ絵を描く場合は、そのままトレースするのではなく、自分の絵柄へ置き換える必要があります。
Handyの料金について
日本のApp Storeでは本体300円です。
本体には手や頭部など主要なモデルが含まれています。追加購入としてFeet Modelsが300円、Animal Skull Packが300円です。
つまり「300円ですべてのモデルが使える」わけではありません。ただし、手や頭部の資料が目的なら本体だけでも十分使えます。
足を頻繁に描く人はFeet Models、動物やモンスターの骨格資料まで欲しい人はAnimal Skull Packを追加するという考え方が自然です。
月額サブスクリプションではないため、必要な追加パックだけ買えば固定費は増えません。
Handyはどんな人に向いている?
Handyが向いているのは、手や顔の角度を描くたびに資料探しへ時間がかかる人です。
Web検索では「ほしい角度の手」が見つからないこともあります。Handyなら自分でモデルを回せるため、資料探しの時間を減らせます。
陰影の練習をしている人にも向いています。光源を変えながら頭部や胴体の影を見ることで、立体を意識した塗りの練習ができます。
一方、全身の複雑なポーズを自由に組みたい人には、より高機能な3Dポーズアプリの方が合う場合があります。Handyは特に手、頭、足、部分的な人体資料へ強いアプリです。
まとめ|Handyは「描きたい角度の資料がない」を300円から解決したい人向け
Handy Art Reference Toolは、手や頭部などの3Dモデルを自由に回し、ポーズや光の当たり方を確認できる作画資料アプリです。
本体は300円で、Feet ModelsとAnimal Skull Packはそれぞれ300円の追加購入です。最初から全部買う必要はなく、自分がよく描く部位に合わせて追加できます。
資料画像を毎回探す時間を減らしたいイラストレーターや、光と立体の練習をしたい人には使いどころが明確なアプリです。