フレシャス

どんなウォーターサーバーか、天然水の料金・機種の違い・解約金まで解説

フレシャス

フレシャスは、富士山などで採水した天然水を自宅へ定期配送する宅配型ウォーターサーバーです。

水道水を浄水して使う「エブリィフレシャス」と名前が似ていますが、サービスの仕組みは違います。

フレシャスでは、FRECIOUS富士、FRECIOUS朝霧高原、FRECIOUS木曽などの天然水を購入し、対応するウォーターサーバーで冷水や温水として使います。

2026年8月時点では、床置き型のSlat、コーヒー機能付きのSlat+cafe、軽量パックを使うdewo ii、卓上型のdewo mini、レンタル料無料のSIPHON+などが公式料金ページに掲載されています。

料金は「月額○円で水を使い放題」ではありません。

使う天然水の量に応じて水代が増え、一部機種では注文箱数によってサーバーレンタル料も変わります。

さらに2か月連続で配送を休止すると休止手数料がかかり、レンタルプランを3年未満で解約すると現行FAQでは40,000円の解約金が案内されています。

そのためフレシャスを選ぶときは、サーバーのデザインだけでなく、

毎月どれくらい天然水を飲むか。

どの容器なら交換しやすいか。

レンタル料無料条件を満たせるか。

長く使う予定があるか。

まで見ておく必要があります。

この記事では、2026年8月24日時点の公式情報をもとに、フレシャスがどんなサービスなのか、機種ごとの違い、天然水の料金、毎月いくらかかるのか、どんな家庭なら選ぶ意味があるのかまで整理します。

フレシャスは「天然水を定期購入する」ウォーターサーバー

フレシャスの料金を理解するには、最初に宅配型であることを押さえておくと分かりやすくなります。

サーバーだけを月額で借りて、水道水を入れて使うサービスではありません。

選んだ天然水が定期的に自宅へ届きます。

水の種類とサーバーによって、7.2Lのパック、4.7Lの小型パック、9.3Lのボトルなど容器も変わります。

たとえばdewo iiでは7.2Lパックを使用します。

Slatでは9.3Lボトルです。

dewo miniでは4.7Lパックを使います。

水を飲み切ったら新しい容器へ交換し、配送周期や追加注文を調整しながら使います。

つまり毎月の負担は、

天然水代
+ 条件によってサーバーレンタル料
+ 電気代

が基本です。

配送料は全国無料と案内されています。

この料金構造が、月額定額型の浄水サーバーとの一番大きな違いです。

天然水はいくら?

フレシャスの水代は、選ぶサーバーと天然水によって変わります。

dewo iiでFRECIOUS富士を選ぶ場合、7.2Lの1パックが税込1,248円です。

1回の配送は4パック、合計28.8Lなので、1箱税込4,992円になります。

FRECIOUS朝霧高原は1パック税込1,231円、1箱4,924円。

FRECIOUS木曽は1パック税込1,264円、1箱5,056円です。

SlatとSlat+cafeで使うFRECIOUS富士は9.3Lボトル1本税込1,627円。

1回の配送は2本なので18.6Lで3,254円です。

dewo miniでは4.7LのFRECIOUS富士が1パック税込999円。

1回の配送は4パック、合計18.8Lで3,996円です。

同じフレシャスでも、サーバーによって水の容量と注文単位がかなり違います。

月額を考えるときは「1本いくら」だけではなく、一度の配送で最低何L・何円届くかまで見る方が実際の支払いを想像しやすくなります。

dewo iiは軽い7.2Lパックを使うスタンダードモデル

dewo iiは、フレシャスの代表的な床置き型サーバーです。

水は7.2Lのパック式。

一般的な12L前後の大型ボトルより軽いため、交換時に持ち上げる負担を抑えやすくなっています。

FRECIOUS富士なら1箱28.8Lで4,992円です。

サーバーレンタル料は初月無料。

2か月目以降は月額550円ですが、前月に水を2箱以上受け取った場合は無料になります。

ここで注意したいのは、レンタル料無料のために2箱注文すると、水量もかなり増えることです。

dewo iiの1箱は28.8Lなので、2箱なら57.6Lです。

家族で水を多く使うなら消費できますが、一人暮らしで飲み水だけに使う場合はレンタル料550円を払う方が現実的なこともあります。

「レンタル無料にしたいから水を余分に買う」状態にならないように考える必要があります。

dewo miniは置き場所と交換の軽さを優先したい人向け

dewo miniは卓上型です。

床置きサーバーを置くスペースがない家庭でも、キッチンカウンターや棚などに設置しやすいのが特徴です。

使う水は4.7Lの小型パック。

FRECIOUS富士が1パック999円で、1回の配送は4パック、18.8Lで3,996円です。

4.7Lなら水交換時の負担はかなり小さくなります。

一方、容量が小さいため水を多く使う家庭では交換回数も増えます。

サーバーレンタル料は初月無料。

2か月目以降は月550円で、前月に3箱以上受け取ると無料です。

3箱なら56.4Lです。

そのためdewo miniも、レンタル無料条件だけを目的に水を増やす必要はありません。

卓上サイズと軽量パックに月550円を払う価値があるかで考えた方が自然です。

Slatはボトルを下に入れるので持ち上げなくていい

Slatは9.3Lボトルを使う床置き型です。

大きな特徴は、ボトルをサーバー下部へ収納する方式になっていることです。

上置き型のように約9kgのボトルを胸や肩の高さまで持ち上げる必要がありません。

FRECIOUS富士は1本9.3Lで税込1,627円。

1回の配送は2本、18.6Lで3,254円です。

サーバーレンタル料は初月無料。

2か月目以降は月990円ですが、前月に3箱以上受け取ると無料になります。

3箱は55.8Lです。

Slatはレンタル料だけを見るとdewo iiより高いですが、

ボトル下置き。

常温水。

リヒート機能。

といった使い勝手に価値があります。

「レンタル料を無料にできるか」だけではなく、毎日の水交換や温度機能まで含めて選ぶ機種です。

Slat+cafeはコーヒーメーカーまで一台にまとめる

Slat+cafeは、Slatをベースにコーヒー機能を追加したモデルです。

UCCのドリップポッドと市販の挽いた豆の両方に対応し、ウォーターサーバーの天然水を使ってコーヒーを抽出できます。

水はSlatと同じFRECIOUS富士9.3Lボトル。

1本1,627円で、2本単位の配送です。

レンタル料は初月無料。

2か月目以降は月1,320円ですが、前月に3箱以上利用すると無料になります。

通常のSlatとの差は月330円です。

毎日コーヒーを飲む家庭なら、別のコーヒーメーカーとウォーターサーバーを一台にまとめられます。

反対にコーヒーをほとんど飲まないなら、Slat+cafeを選ぶ理由は小さくなります。

「上位モデルだから」ではなく、コーヒー機能を本当に使うかで判断したい機種です。

SIPHON+はサーバーレンタル料をかけたくない人向け

SIPHON+は、公式料金ページでサーバーレンタル料0円と案内されているモデルです。

dewo iiやSlatのように「前月○箱以上なら無料」という条件ではなく、レンタル料を抑えやすいのが特徴です。

使用するのは7.2Lパック。

FRECIOUS富士は1パック1,248円、FRECIOUS木曽は1,264円です。

1回の配送は4パックです。

最新モデルの機能やデザインより、サーバーの固定費を抑えて天然水を使いたい人には分かりやすい選択肢です。

一方で、機種ごとに使える天然水や機能が異なるため、レンタル料0円だけで決めず、欲しい機能があるかまで確認した方がいいでしょう。

毎月いくらかかる?

フレシャスには「全員一律で月額○円」という料金はありません。

水をどれだけ注文するかで変わります。

たとえばSlatでFRECIOUS富士を1箱、18.6L利用する月なら、水代は3,254円です。

前月の注文が0〜2箱なら、2か月目以降はレンタル料990円がかかります。

単純合計では4,244円。

ここへ電気代が加わります。

Slat+cafeなら同じ1箱3,254円にレンタル料1,320円で4,574円+電気代です。

dewo iiでFRECIOUS富士を1箱28.8Lなら4,992円。

レンタル料が発生する月なら550円を加えて5,542円+電気代です。

ただしdewo iiは1箱の水量が多いので、単純な月額だけでSlatより高いと判断できません。

比較するなら、

月額。

届く水量。

500mLあたりの価格。

サーバー機能。

を一緒に見る必要があります。

「レンタル無料」は水の注文量とセットで考える

フレシャスでは高機能サーバーもレンタル料無料になることがあります。

ただし多くは条件付きです。

dewo iiは前月2箱以上。

SlatとSlat+cafeは前月3箱以上。

dewo miniも前月3箱以上。

この条件を満たせば翌月のレンタル料が0円になります。

しかし、水をたくさん注文する家庭にとって自然に無料になる仕組みであって、無料にするために必要以上の水を注文するものではありません。

たとえばSlatで3箱注文すれば55.8L。

水代は9,762円です。

月990円のレンタル料をなくすためだけに、本来必要のない水を追加購入するのは逆効果です。

毎月自分が消費する水量を先に考え、その結果として無料条件を満たすなら得、と考える方がいいでしょう。

配送周期は変更できる

天然水は定期配送ですが、毎回同じペースで飲み切れるとは限りません。

旅行や季節によって水の消費量は変わります。

フレシャスではマイページや自動音声案内から配送周期の変更やスキップができます。

Slat+cafeの公式ページでは、配送周期を1〜4週ごとから指定でき、申込み後も変更可能と案内されています。

余っている月に一度配送を飛ばせるのは宅配水を使ううえで重要です。

ただし、長期間休止すると手数料が発生します。

2か月連続で配送を休むと休止手数料がかかる

フレシャスでは、ユーザー都合で2か月連続して水を受け取らなかった場合、翌月以降、サービスを再開するまで月1,100円の休止手数料が発生します。

一度スキップするだけなら調整しやすいですが、何か月も水が余っている状態ではコストが発生します。

この仕組みからも、フレシャスは「たまに天然水を注文したい人」より、継続的に一定量を消費する家庭向けだと分かります。

一人暮らしでも使えますが、飲み水だけで余るなら料理やコーヒーにも使うなど、自分の消費量をイメージしておいた方がいいでしょう。

一人暮らしならどのくらい水を使う?

公式では、一人暮らしで1日500mL程度を飲む場合、月約14Lを消費する例を案内しています。

この量ならSlatの1箱18.6Lでも1か月以上持つ計算です。

dewo iiの1箱28.8Lならさらに長くなります。

そのため一人暮らしで飲み水だけに使う場合、レンタル無料条件を毎月満たすほど注文する可能性は高くありません。

一方、コーヒー、紅茶、炊飯、料理にも天然水を使えば消費量は増えます。

一人暮らしでフレシャスを選ぶなら、

レンタル料が発生しても少量ペースで使う。

dewo miniの軽いパックを選ぶ。

SIPHON+でレンタル料を抑える。

といった考え方の方が現実的です。

「無料条件を満たすために飲む量を増やす」必要はありません。

家族世帯ほど宅配天然水の料金は増える

家族が多ければ水の消費量も増えます。

その結果、dewo iiの2箱やSlatの3箱といったレンタル無料条件を自然に満たしやすくなります。

一方、水代そのものは使用量に比例して増えます。

ここが浄水型ウォーターサーバーとの大きな違いです。

浄水型は月額レンタル料が固定で、水は家庭の水道水を使います。

フレシャスは天然水を購入するため、家族全員が毎日たくさん飲めば毎月の水代も大きくなります。

つまり家族世帯では、

レンタル料は無料になりやすい。

しかし天然水代は増えやすい。

という両方が起こります。

天然水そのものに価値を感じるかが重要です。

フレシャスの天然水は何が違う?

フレシャスでは複数の採水地の天然水を扱っています。

FRECIOUS富士は、富士山の標高約1,000m地点で採水される天然水です。

FRECIOUS朝霧高原は富士山西麓の朝霧高原。

FRECIOUS木曽は長野県木曽地域の天然水です。

ただし、どのサーバーでも全種類を自由に選べるわけではありません。

SlatとSlat+cafeはFRECIOUS富士。

dewo miniもFRECIOUS富士。

dewo iiでは富士、朝霧高原、木曽から選択できます。

天然水の種類を選びたいなら、サーバー選びにも影響します。

「サーバーを決めてから水を選ぶ」だけではなく、「飲みたい水から対応機種を選ぶ」という考え方もできます。

水交換の負担は機種によってかなり違う

ウォーターサーバーは毎日使うので、水交換のしやすさはスペック表以上に重要です。

dewo miniは4.7L。

dewo iiは7.2L。

Slatは9.3Lです。

容量が大きいほど交換回数は減りますが、一回の水は重くなります。

ただしSlatは下置き方式なので、9.3Lボトルを高い位置まで持ち上げる必要がありません。

dewo iiは7.2Lまで軽量化されています。

dewo miniはさらに4.7Lです。

腰や腕への負担を減らしたい人は、単純な水量だけでなく、重さとセット位置まで見て機種を選ぶと失敗しにくくなります。

購入プランもある

フレシャスにはレンタルだけでなく、対象機種を購入するプランもあります。

たとえばSlat+cafeの購入プランでは、公式FAQでサーバー代金が一括59,400円、または36回払いで月1,741円を基本とする案内があります。

購入プランでは天然水価格がレンタルプランより割引され、サーバー代金を払い終えた後は水代中心で利用できます。

長期間使う前提なら購入プランが候補になる場合があります。

一方、数年後に別のサーバーへ変えたい人には、最初から本体を購入することが必ずしも有利とは限りません。

この記事では一般的なレンタルプランを中心にしていますが、「長く使うことが確定している」なら購入プランまで比較する価値があります。

3年未満の解約は40,000円

契約前に最も確認したい条件の一つです。

2026年8月時点の公式FAQでは、レンタルプランを契約後またはサーバー交換後3年未満で終了した場合、サーバー1台あたり40,000円の解約金が発生すると案内されています。

金額は不課税です。

解約後にサーバーを返却できない場合は、別途33,000円の費用も案内されています。

月々の水代やレンタル料だけを見て「一度試してみよう」と契約すると、この条件が重くなる可能性があります。

フレシャスは、

半年だけ使う。

1年後に引っ越すので手放す可能性が高い。

ウォーターサーバーが生活に合うか分からない。

という人には慎重な検討が必要です。

少なくとも数年間使う前提で考えられるかを確認した方がいいでしょう。

フレシャスはどんな人に向いている?

フレシャスが向いているのは、水道水を浄水した水ではなく天然水を自宅で飲みたい人です。

富士などの採水地から届く天然水そのものに価値を感じるなら、浄水型とは違う魅力があります。

重い大型ボトルの交換を避けたい人にも選択肢があります。

4.7Lのdewo mini。

7.2Lのdewo ii。

下置き9.3LのSlat。

と、交換負担を減らす工夫が複数あります。

コーヒーを毎日飲むならSlat+cafeも候補です。

一方、水を大量に使い、とにかく月額を一定にしたい人は浄水型の方が合う可能性があります。

天然水は使うほど水代が増えます。

また短期間で解約する可能性がある人は、3年未満の解約金を必ず確認する必要があります。

フレシャスは「安く大量の水を使うためのサーバー」ではなく、天然水・サーバーのデザイン・交換しやすさ・温度機能まで含めて選ぶ宅配型ウォーターサーバーです。

まとめ|フレシャスは天然水を飲みたい人が「水量」と「機種」をセットで選ぶサービス

フレシャスは、富士山などで採水した天然水を定期配送して使う宅配型ウォーターサーバーです。

月額定額で水道水を浄水するエブリィフレシャスとは仕組みが異なります。

2026年8月時点では、Slat、Slat+cafe、dewo ii、dewo mini、SIPHON+などが公式料金ページに掲載されています。

dewo iiのFRECIOUS富士は7.2Lパック1個1,248円、1箱28.8Lで4,992円。

SlatのFRECIOUS富士は9.3Lボトル1本1,627円、1箱18.6Lで3,254円です。

サーバーレンタル料は機種によって異なります。

dewo iiは月550円で前月2箱以上なら無料。

Slatは月990円で前月3箱以上なら無料。

Slat+cafeは月1,320円で前月3箱以上なら無料です。

SIPHON+のようにレンタル料0円の機種もあります。

ただし「無料条件を満たすために水を多く注文する」必要はありません。

自分が実際に飲む量を基準に選ぶことが大切です。

また2か月連続の配送休止では月1,100円の休止手数料、現行のレンタル契約では3年未満の解約で40,000円の解約金が案内されています。

そのためフレシャスを選ぶときは、

天然水を飲みたいか。

月に何L使うか。

水交換で何kgまで持てるか。

卓上型か床置き型か。

コーヒー機能が必要か。

3年以上使う可能性が高いか。

まで確認すると判断しやすくなります。

天然水そのものを楽しみながら、重い12Lボトルより交換しやすいサーバーを選びたい人なら、フレシャスは検討しやすいサービスです。