LINEMOの料金プランは2種類
現在のLINEMOは、主に2つの料金プランから選びます。
小〜中容量向けのLINEMOベストプラン。
30GBのLINEMOベストプランVです。
LINEMOベストプランは、その月に使ったデータ量によって料金が2段階で変わります。
3GBまでなら月990円。
3GBを超えて10GBまでなら月2,090円です。
LINEMOベストプランVは30GBで月2,970円です。
毎月のデータ使用量が少ない人はベストプラン。
10GBでは足りず、20〜30GB程度使う人はベストプランV。
というのが基本的な選び方になります。
複雑な家族人数や光回線契約を前提にしなくても、この基本料金で利用できるのもLINEMOの分かりやすいところです。
3GB以内ならベストプランが月990円
LINEMOベストプランは、月間データ利用量が3GBまでなら税込990円です。
自宅や職場ではWi-Fiを使う。
外ではLINE、Web検索、地図を少し使う。
動画はWi-Fi環境で見ることが多い。
という人なら3GB以内に収まる可能性があります。
毎月の通信費を1,000円前後まで抑えたい人には分かりやすい料金です。
ただし3GBを少しでも超えると、その月は10GBまで2,090円の段階になります。
毎月3〜4GB程度使う人は、「3GBで990円」だけを見て判断しない方がいいでしょう。
過去数か月のデータ使用量を確認し、3GB以内に収まる月がどれくらいあるかを見るのがおすすめです。
3GBを超えると10GBまで月2,090円
LINEMOベストプランでは、3GBを超えると10GBまで月2,090円になります。
その月に4GB使っても9GB使っても基本料金は同じです。
毎月5〜10GB程度使う人なら、この段階を基準に考えることになります。
一方、毎月10GB近くまで使う人は、ベストプランVとの差も確認した方がいいでしょう。
ベストプランは10GBまで2,090円。
ベストプランVは30GBで2,970円です。
差額は880円です。
ベストプランVには5分以内の国内通話定額も含まれています。
データを10GB近く使い、短い電話もよくかける人なら、880円の差だけで判断せずベストプランVまで比較した方が選びやすくなります。
30GB使うならベストプランVが月2,970円
LINEMOベストプランVは、月30GBまで税込2,970円です。
外出先でも動画やSNSをよく見る。
音楽をストリーミングする。
Wi-Fiのない場所でスマートフォンを使う時間が長い。
という人向けです。
ベストプランの上限は10GBなので、それを継続的に超えるならベストプランVの方が余裕があります。
さらに、ベストプランVには1回5分以内の国内通話定額が含まれています。
そのため、データ量だけを見ると30GB必要ない人でも、短い電話を頻繁にかける場合は候補になります。
「30GBだから大容量ユーザー専用」と考えず、通話込みの料金として比較するのがポイントです。
ベストプランVは5分以内の国内通話が料金に含まれる
2つのプランで大きく違うのが通話料金です。
LINEMOベストプランは、通常の国内通話が30秒22円の従量制です。
一方、LINEMOベストプランVには1回5分以内の国内通話定額が含まれています。
お店へ予約電話をする。
病院へ問い合わせる。
家族へ短い電話をする。
仕事で数分の連絡をする。
といった短時間の通話が多い人には使いやすい内容です。
5分を超えた部分は30秒22円で課金されます。
また、0570から始まるナビダイヤルなど、通話定額の対象外になる番号もあります。
「ベストプランVならすべての電話が無料」ではありません。
LINEギガフリーは両プランで使える
LINEMOの特徴の一つがLINEギガフリーです。
対象となるLINEの通信について、データ容量を消費せずに利用できます。
LINEのトーク。
音声通話。
ビデオ通話。
などが代表的です。
さらに、その月のデータ容量を使い切って速度制限がかかった後でも、LINEギガフリー対象の通信は速度制限の影響を受けずに利用できます。
家族や友人との連絡をLINE中心にしている人には大きなメリットです。
特にビデオ通話は通常ならデータを多く消費するため、LINEで長時間通話する人ほど恩恵を感じやすくなります。
LINEなら何でもギガフリーになるわけではない
LINEギガフリーには対象外の通信もあります。
公式サイトでは、トークでの位置情報共有、スタンプショップの利用、ニュース記事の閲覧など、一部サービスは対象外と案内されています。
外部サイトへ移動した場合の通信なども通常のデータ容量を使います。
そのため「LINEアプリを開いている間は何をしてもデータ消費ゼロ」という仕組みではありません。
普段のトークや音声・ビデオ通話を多く使う人向けのメリットと考える方が正確です。
また、海外でLINEを利用する場合はLINEギガフリーの対象になりません。
国内利用と海外利用を混同しないようにしましょう。
データ容量を使い切った後の速度にも違いがある
プランを選ぶときは、月間容量だけでなく超過後の速度も確認しておきたいところです。
LINEMOベストプランは、10GBを超えると通信速度が最大300kbpsになります。
さらに月15GBを超えると最大128kbpsです。
ベストプランVは30GBを超えると最大1Mbpsになり、月45GBを超えると最大128kbpsになります。
つまり、容量を超えた直後の使いやすさにも差があります。
ベストプランVの最大1Mbpsなら用途によってはある程度通信できますが、128kbpsまで落ちると画像や動画を多く扱う用途はかなり厳しくなります。
毎月上限を超えそうな人は、基本料金だけでなくこの制御条件も見ておきましょう。
テザリングは追加料金なし
LINEMOではテザリングを追加料金なしで利用できます。
申込みも不要です。
スマートフォンをアクセスポイントにして、ノートPCやタブレットなどをインターネットへ接続できます。
外出先でPCを少し使いたい。
旅行中にタブレットを接続したい。
というときに便利です。
ただしテザリングで使った通信も、通常のデータ容量に含まれます。
ベストプランでPCを長時間つなぐと、10GBへ早く到達する可能性があります。
テザリングを頻繁に使うなら30GBのベストプランVの方が現実的です。
固定回線代わりに大量通信する用途には30GBでも足りない可能性があるため、自分の使用量を確認しましょう。
LINEMOはオンライン専用
LINEMOを契約する前に理解しておきたいのが、オンライン専用ブランドであることです。
料金を抑えやすい一方、ソフトバンクショップで通常のソフトバンク契約と同じように各種手続きをしてもらうサービスではありません。
申込みや契約後の手続きは基本的にWebで行います。
分からないことがある場合は、公式サイトのFAQやチャットなどを使います。
スマートフォンの契約を自分で進められる人には大きな問題になりにくいでしょう。
一方、
店員と相談しながら料金プランを決めたい。
初期設定も対面で任せたい。
トラブル時は店舗へ行きたい。
という人にはオンライン専用という仕組みが合わない可能性があります。
安さだけでなく、サポート方法まで含めて判断しましょう。
ソフトバンク回線の5Gにも対応
LINEMOはソフトバンクのネットワークを利用し、5Gにも対応しています。
5G対応端末を使い、5G提供エリアにいれば追加料金なしで5G通信を利用できます。
ただし、5G対応だから常に5Gで通信できるわけではありません。
場所や建物、端末によって4G接続になることもあります。
また公式サイトでは、時間帯によって速度制御を行う場合があると案内しています。
通信品質は実際に使う場所や時間帯でも変わります。
契約前にはソフトバンクのサービスエリアも確認しておくと安心です。
海外利用は2026年9月から内容が変わる
海外で使う予定がある人は、現在ちょうどサービス内容が変わる時期なので注意が必要です。
公式サイトでは、2026年9月1日からLINEMOベストプランとLINEMOベストプランVで「海外あんしん定額(定額国Lプラン)」を毎月最大7日分、追加料金なしで利用できると案内しています。
SoftBank Starlink Directも対象プランの料金に含まれる予定です。
一方、従来の「海外パケットし放題」は2026年12月以降、別途案内される日をもって提供終了予定です。
海外サービスはまさに移行中なので、この記事を読んで実際に渡航するときは公式ページで最新条件を確認してください。
なお、海外でのLINE利用はLINEギガフリーにはなりません。
新規契約では海外ローミングをすぐ使えない場合がある
海外利用にはもう一つ注意点があります。
「世界対応ケータイ」は申込みが必要です。
MNPや番号移行では加入できますが、新しい電話番号でLINEMOを新規契約した場合は、課金開始から4か月目の末日まで加入できず、5か月目から加入できます。
契約してすぐ海外旅行へ行く予定がある人は重要な条件です。
「LINEMOを契約したから海外でもすぐ使える」と思わず、自分の契約方法と世界対応ケータイの加入状況を確認しましょう。
海外利用は国内料金より条件が複雑なので、渡航前にMy Menuと公式案内を確認するのがおすすめです。
家族割や光回線セット割を前提にしなくていい
LINEMOの料金は、家族全員で契約したり、自宅の光回線をセットにしたりしないと990円・2,090円・2,970円にならないわけではありません。
公式サイトでも、独身の一人暮らし、学生以外、光回線契約なしでも基本料金は同じと案内しています。
これは一人で携帯料金を比較するときに分かりやすいところです。
大手キャリアの料金では、
家族回線数。
固定回線。
クレジットカード。
などの条件によって割引後の料金が変わる場合があります。
LINEMOはそうしたセット条件を考えず、まず基本料金そのものを比較できます。
家族割を最大限使いたい人より、一回線だけシンプルに安くしたい人に向いています。
LINEMOはどんな人に向いている?
まず、毎月3GB以内に収まることが多い人です。
月990円で使え、LINEギガフリーも利用できます。
5〜10GB程度の人もベストプランの対象です。
毎月20〜30GB使う人や、短い電話をよくかける人ならベストプランVが候補になります。
LINEの音声通話やビデオ通話を頻繁に使う人は、LINEギガフリーとの相性がいいでしょう。
家族割や光回線とのセット条件を考えず、一人でもシンプルな料金で契約したい人にも向いています。
一方、
毎月10GBを少し超える程度。
30GBを大幅に超えて使う。
店舗での対面サポートを重視する。
という人は、他社プランと比較した方がいいでしょう。
特に10〜20GBあたりは、自分の使用量と他社料金を比べる価値があります。
まとめ|3GB・10GB・30GBのどこに自分が入るかで選ぶ
LINEMOは、ソフトバンクが提供するオンライン専用の携帯電話サービスです。
料金プランは大きく2つあります。
LINEMOベストプランは、3GBまで月990円、3GB超〜10GBまで月2,090円。
LINEMOベストプランVは30GBで月2,970円です。
ベストプランVには1回5分以内の国内通話定額も含まれています。
両プランでLINEギガフリーが使えるため、対象となるLINEのトーク、音声通話、ビデオ通話などはデータ容量を消費しません。
テザリングも追加料金なしです。
一方、オンライン専用なので、店舗で手続きを任せたい人には向きません。
また、容量超過後の速度制限や、LINEギガフリーの対象外通信にも注意が必要です。
LINEMOを選ぶときは、「安いかどうか」だけではなく、自分が3GB以内なのか、10GBまで使うのか、それとも30GB必要なのかを最初に確認すると分かりやすくなります。
そこに短時間通話の利用頻度とLINEの使用量を加えれば、ベストプランとベストプランVのどちらが合うか判断しやすくなります。