Fathom

使い方・料金・どんな人に向いているかをわかりやすく解説

Fathomは、ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teamsの会議を録画・文字起こしし、AIで要約まで作ってくれる会議アシスタントです。会議中に細かくメモを取らなくても、あとから発言内容や決定事項を確認できるので、議事録を作る時間を減らしたい人には分かりやすいサービスです。

オンライン会議

Fathomは、ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teamsの会議を録画・文字起こしし、AIで要約まで作ってくれる会議アシスタントです。会議中に細かくメモを取らなくても、あとから発言内容や決定事項を確認できるので、議事録を作る時間を減らしたい人には分かりやすいサービスです。

一方で、Nottaのようにスマートフォンでその場の会話を録音するサービスとは使い方が少し違います。Fathomは基本的にMacまたはWindowsからオンライン会議を記録するサービスで、2026年8月23日時点ではモバイル端末からの通常利用や、録音済みファイルのアップロードには対応していません。

この記事では、Fathomがどんなサービスなのか、実際にどう使うのか、無料版と有料版で何が変わるのか、そのうえでどんな人に向いているのかまで整理します。

Fathomとはどんなサービス?

Fathomを使うと、オンライン会議の録画と文字起こしが自動で残り、会議終了後にはAIが内容を要約してくれます。対応する主な会議サービスはZoom、Google Meet、Microsoft Teamsです。

便利なのは、単に会話を全文テキストにするだけではなく、あとから内容を振り返りやすい形に整理してくれるところです。会議中に重要な発言をすべて書き留めなくても、終了後に録画や文字起こしへ戻れますし、必要な部分だけをクリップとして共有することもできます。

個人の打ち合わせなら「自分のメモを残す」ために使えますが、営業やカスタマーサクセスのように会議数が多い仕事では、記録をCRMへ残したり、過去の会議を検索したりする使い方もできます。Fathomは議事録を一枚作って終わるというより、会議で出た情報をあとから使いやすく残すことに強みがあります。

その一方で、録音済みの音声ファイルをあとから読み込んで文字起こしする用途には向いていません。すでに持っているインタビュー音源を処理したい、といった使い方なら別の文字起こしサービスを選んだ方が自然です。

Fathomはどうやって使う?

FathomはMacとWindowsのパソコンから使います。公式のデスクトップアプリが用意されており、GoogleまたはMicrosoftアカウントでログインして、カレンダーを連携して使い始めるのが基本です。

カレンダーをつないでおくと、その日のZoom、Google Meet、Microsoft Teamsの予定をFathom側で確認でき、対象の会議を記録できます。毎回録画の準備を一からするより、普段使っている会議予定とつなげておく方が使いやすいサービスです。

Zoomでは専用のZoom Appから記録する方法もあります。ただし、より多くの機能を使いたい場合はデスクトップアプリの方が中心になります。Google MeetやMicrosoft Teamsでも利用できますが、会議URLやカレンダーとの連携が前提になる場面があります。

ここはNottaやスマホ中心の録音アプリとの違いが大きいところです。Fathomは現在、ChromebookやLinux、Android、通常のモバイル端末には対応しておらず、iPhone向けアプリも対面会議録音機能が今後提供される予定の段階です。外出先でスマホだけを置いて打ち合わせを録音したい人より、普段からMacやWindowsでオンライン会議をしている人の方が使いやすいでしょう。

対面会議についても、現行の基本的な使い方ではオンライン会議ほど素直ではありません。パソコン上で対応会議サービスを立ち上げて録音する回避方法はありますが、複数人の話者をきれいに分ける用途には向いていません。

Fathomの料金について

Fathomは無料版の範囲が広いサービスです。個人向けFreeでは、録画、保存、文字起こしを回数制限なしで利用できます。38言語の文字起こしにも対応しているため、「まず会議を残してあとから確認したい」という使い方なら、無料版だけでもかなり試せます。

無料版でもAI要約は使えますが、高度な要約テンプレートは毎月最初の5会議までに制限されています。それ以降も通常の要約は利用できるので、会議を記録すること自体がすぐ有料になるわけではありません。

個人向けPremiumは、年払いなら1ユーザーあたり月16ドル、月払いでは月20ドルです。Premiumにすると、高度なAI要約を制限なく使えるほか、AIによるアクション項目、フォローアップメール、Ask Fathom、カスタムの会議Botなどが使えるようになります。

そのため、Fathomは「会議数が増えたから有料にする」というより、無料版で録画・文字起こしを使ったうえで、AIによる整理まで毎回しっかり使いたくなった段階でPremiumを検討する方が分かりやすいです。会議を残すだけならFreeのままでも困りにくく、会議後の整理や次のアクションまで自動化したい人ほど有料版の意味が出てきます。

複数人で使う場合はTeamやBusinessがあります。Teamは年払いで1ユーザーあたり月15ドル、月払いで19ドル、Businessは年払いで25ドル、月払いで34ドルで、いずれも2ユーザー以上が前提です。チーム全体の会議検索や共有、CRM連携、コーチングなどが必要になったら個人向けPremiumとは別に考えるプランです。

Fathomはどんな使い方に向いている?

Fathomが特に使いやすいのは、オンライン会議が多く、会議後にメモや議事録を整理する時間を減らしたい人です。

たとえば営業担当者なら、商談中は相手との会話に集中し、終了後に要約や文字起こしを見ながら決定事項を確認できます。会議の一部だけをクリップにして共有できるので、「この発言だけチームに見せたい」という場面でも、録画全体を渡す必要はありません。

社内の定例会議でも相性があります。無料版でも録画と文字起こしが無制限なので、毎週の会議を残しておき、必要なときだけ過去の内容へ戻るという使い方なら料金をかけずに始められます。高度な要約やアクション項目が必要になってからPremiumへ移ればいいため、導入時のハードルは低めです。

逆に、スマートフォンだけで使いたい人や、対面インタビューをその場で録音したい人、すでに保存してある音声ファイルをまとめて文字起こししたい人には向きません。Fathomは対応するオンライン会議をMac・Windowsで記録する使い方が中心なので、文字起こしサービス全般の代わりになるわけではありません。

会議Botが参加する見た目を気にする人も確認が必要です。FathomではMac向けにBotを使わない新しい記録方式がベータ提供されていますが、利用環境によって従来のBot方式を使う場合があります。社外の商談で録画するなら、どの方式で記録されるのかを一度試しておく方が安心です。

Fathomは、会議の録画・文字起こしを無料でたくさん残したい人にとって使いやすく、その記録をAIでさらに整理したくなったときに有料機能を追加できるサービスです。特にオンライン会議中心の働き方なら、無料版だけでも自分の仕事に合うかを判断しやすいでしょう。

まとめ|Fathomはオンライン会議の記録を無料から始めたい人に使いやすい

Fathomは、Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsの会議をMacやWindowsから記録し、文字起こしやAI要約まで残せるサービスです。録画と文字起こしが無料版でも無制限なので、まず会議記録を自動化したい人にとって試しやすいのが大きな特徴です。

Premiumにする意味が出てくるのは、会議を記録する量が増えたときというより、高度な要約、アクション項目、フォローアップメール、Ask Fathomなどを毎回使いたくなったときです。録画と文字起こしだけなら無料版を使い続ける選択もしやすくなっています。

一方で、スマホ中心の利用や録音済みファイルの文字起こしには向きません。普段からパソコンでオンライン会議をしていて、その後のメモ整理や振り返りを減らしたい人ほどFathomの強みを活かしやすいでしょう。

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